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戦艦「大和」
2008年 10月 14日 (火) 20:49 | 編集
週末、広島へ帰省するのと同時に静岡からのゲストを案内して、広島県呉(くれ)市の「大和ミュージアム」まで足を伸ばしてきました。
映画「おれたちの大和」でかなり有名になったあの戦艦大和をはじめとする呉で造船された戦艦などの歴史についての博物館です。

大和

私の後ろは、大和の10分の1の模型です。
(実物は270m近くあったそうです!)

鎖国時代が終焉し、欧米の造船技術に比べて遅れをとっていると危機感を抱いた明治政府によって、呉に海軍を創り日本国内の技術をかき集めて西洋型の造船を国産する拠点となったのが呉の造船の始まりです。

大和の建造にあたっては、史上最強・最大の戦艦として、設計から完成まで徹底的な機密管理がなされました。
大きさもさることながら構造も複雑かつ緻密で、当時の最新技術の最高結晶でした。
情報漏洩を防ぐため、全体の設計図を把握している人は数人のみで、それ以外は自分の担当する箇所のみの情報・図面しか知らされていなかったそうです。

さらに驚くのが、その徹底した納期管理
建造スケジュールが小さなパーツに至るまで組まれ、それありきで進行したそうです。

大和に活かされた技術は、現在でも数多く使われているとのこと。
例えば、波を立てず低燃費かつ速く進むための球状の艦首(バルバス・バウ)。
その他にも、巨大な測距儀(距離を測る光学距離計)はNicon(当時の日本光学)が手がけ、現在のカメラのファインダーにも応用。

現在まで続く日本の精密技術や造船技術のかげには、悲しいけれど軍需の歴史もあります。
私達は、日本人として受け継ぐ技術に感謝しながら、これを平和な世の中のために使わなければならないと深く考えさせられました。

P.S.
実は偶然、大和ミュージアムで毎月訪問している会社の方(Kさん)とばったり遭遇しました!
久留米(福岡県)からご家族旅行で来ているとのこと。
次回お会いする時に、感想を共有できれば嬉しいです。
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